戸隠

2004.5.8 〜 5.9 




今回の旅行は,母にとって,骨折してからはじめての経験でしたし,私にとっても旅行なんて久しぶり.というわけで,ワクワクドキドキで出発しました.

長野で,まずお蕎麦(すごく量が多い)を食べて,向かったのが,森林植物園(写真5)です.ちょうど,水芭蕉(写真1)の季節で,広い園内のあちらこちらに,それは見事に咲いていました.そのほかにも,カタクリ,ニリンソウ,イチゲ,リュウキンカ(写真2)などの花を見ることができました.
園内には,絵をかいている人,写真を撮っている人,バードウォチングをしている人が大勢いて(1番目立っていたのが,バードウォチングかな?),みなさん(中年以上の人が多い)それぞれ,とても熱心で,ちょっとびっくりしました.

植物園から奥社へ.杉並木(写真3)が素晴らしかった!

夕方,奥社から徒歩で,途中,道に迷いながら宿へ到着.
そこでまた,『水芭蕉のすばらしい群生』と,『水芭蕉の奥の白樺林に落ちる夕日を撮影しようと三脚を立て,カメラを構える大勢の人』に驚かされました.私も夕日と白樺と水芭蕉に挑戦するも失敗,まだまだデジカメが使いこなせません.(写真4)
この宿は母のお友達に紹介していただたのですが,母の為にわざわざ和室にベッドを入れてくださり,大変うれしく有り難く思いました.お食事は,贅沢ではないけれど,山菜をふんだんに使ったお料理で,量も多過ぎず,美味しくいただきました.
そういえば,宿でも中年以上のグループ(植物観察,写真,バードウォチング,スケッチ)が目立ちました.みなさん,お日さまとともに起きて,活動開始していらしたようです.すごいパワーに圧倒されましたし,また,それぞれ楽しそうに,打ち込んでいらっしゃる様子を少しうらやましく思いました.

2日目はあいにくの雨で,宿の近くのカタクリの群生地へ行きましたが,花は開いてはくれませんでした.

その後,中社見学.ここで10 割蕎麦を買いました.(お店のおじさんがよくしゃべる人で,10 割蕎麦の宣伝をするのに忙しく,お蕎麦を4箱買ったのに3箱分しか代金を請求されなかったみたいです.このことは新幹線に乗ってから気が付いたのですが…)

バスで長野市へ.信濃美術館と東山魁夷館(信濃美術館の別館)を見学.絵が好きな母は喜んでくれたようです.
善光寺の裏のこじんまりした素敵な美術館です.長野へいらしたときは,みなさまもぜひ寄ってみてください.

以上,戸隠旅行の報告です.来年も,ぜひ,水芭蕉の頃に出かけたいと思っています.





写真1 水芭蕉

写真2 リュウキンカ

写真3 杉並木

写真4 夕日


写真5 森林植物園で